Director

監督・脚本/加藤綾佳

【Profile】

1988年10月17日生まれ。

映画美学校12期フィクションコース修了後、初監督作『水槽』を自主制作し、 ぴあフィルムフェスティバル2012コンペティション部門に入選。2015年、映画『おんなのこきらい』 (主演:森川葵)にて劇場デビュー。

2018年には劇場長編第二作目となる『いつも月夜に米の飯』を公開。その他監督作品に「この恋は終わってる」「21世紀の女の子/粘膜」など。

近年ではフジテレビ『オールドファッションカップケーキ』やMBS『体感予報』など、TVドラマ作品も数多く監督している。

【Comment】

18歳で東京に住み始め、もう少しで生まれ育った故郷よりも東京で暮らした年数の方が長くなる。 その中で見てきたいくつも景色たち。それらはこの先どれだけ失われ、人々の記憶から消えてゆくの だろうか。そんなことを考えていたら、ふと自身が映画監督になる以前に書きかけていた物語のことを 思い出した。終着駅ですべてを失って目を覚ます、孤独なサラリーマンの話。 自身の記憶の底に住み続けていた彼は、誰かに連れ出される日を待ち続けていたのかもしれない。


【Staff】

撮影監督:福本 淳 音楽:西村 大介/DUNK 録音:亀井 耶馬人 助監督:工藤 渉 スチール:宮本 七生 衣装:栗田 珠似 ヘアメイク:杉本 あゆみ

プロデューサー:谷中迪彦 ラインプロデューサー:浜川久美

製作・配給:GOLD FISH FILMS LIVEUP 配給協力:細谷タカヒロ 宗綱弟

2022/DCP/カラー/Vista/Stereo/92分